Lucanus cervus poujadei 雌(♀)について考察

この中東の亜種に関して本邦では結構長いあいだ謎と言うか誤解がありました。当然ながら虫屋の中でもクワガタ好きで、はたまたヨーロッパや中東のミヤマに興味のある人だけの話なのですが、近年になってその経緯について解説がされているインターネット上のサイトもあるようです。自身も中東のミヤマは以前から興味があり資料、標本など集めていたのですが、この亜種については間違った情報で混乱したり誤同定された標本を手に入れ悦に入っていた事もあったりで紆余曲折がありました。その後結構な時間が掛かりましたが記載者の文献全てを見る事が叶い、更にレバノンの採集者からこの亜種の♂♀を複数提供してもらう事ができたので他の亜種と比較した結果と経緯を書いてみました。

- ヨーロッパからの標本が原因 ? -

この種 (亜種) は本邦で以前出版されたいくつかの図鑑などで産地がクルジスタンとされていました。地図で見るとトルコと現在の北部シリア、イラク、イランなどの国境付近にクルジスタン地域が国境を跨いで広がっています。1990年から2000年代初期、このトルコ側のクルジスタン(Kurdistan) 産ラベルが付く L. c. akbesianus アクベシアヌスと酷似した標本が L. c . poujadei ポウジャデイと同定されヨーロッパから複数入って来ていました。当時これを入手したのですがその頃は記載文献など正確な情報はほとんど手に入らず、その後チェコ共和国で出版された書籍 Krajcik (2001) に L. c. poujadei ポウジャデイを L. c. akbesianus アクベシアヌスの 異名同種(シノニム)と扱ったものの産地はやはりクルジスタンとしてあったことで産地に関しては間違いはないと当時は思えました。

- 中東の珍品と思ったが -

次の写真、問題のクルジスタン産  poujadei ポウジャデイ ラベルが付く標本が残っていたので載せてみました。知識を得て清く正しくなった.... 今の目で見るとこの標本には記載にあるような亜種の特徴は無く、 L. c. akbesianus アクベシアヌスと明確に区別できる違いは発見できません、いくらか大腮基部の曲がりが強い個体かな? 程度です。この標本が来た当時はその他亜種なども多くは見てはおらず、当然ながら目は節穴で不覚にも、、、しめしめ珍品が ~ と酒が美味まかったのであります、、。その頃の図鑑などにポウジャデイとして載る個体もこの型に酷似しています。

 

 

♂ほぼ同じサイズ 65 ~ 66 mm 左はクルジスタン産 poujadei ポウジャデイと誤同定されたラベルが付く L. c. akbesianus アクベシアヌス。右は本来のレバノン産 L.c. poujadei ポウジャデイ、触覚はアクベシアヌスと同じく普通ラメラは6節ですが、小型個体に5節のものがありました。触角ラメラの幅や目のサイズの違いなどがあり個体の大きさに付いてはレバノン人採集者によると今まで見た最大は79mmだとの事。

こちらは北部イラン産でカスピ海に近い産地ラベルが付いています。クルジスタン地方に当たると思いますがこれは L. c. akbesianus  76mm アクベシアヌスで、ボウジャデイの特徴はありません。

 

- ようやく記載文献全て見た頃 -

時代はネットで情報や文献を探すのが当たり前になって来た頃だったのですがこの亜種については見つかりませんでした。2010年頃になりようやく3度に渡って書かれた記載論文全文を書籍で手に入れ見ることが叶ったのですが、ここからクルジスタン産 poujadei ポウジャデイと同定され我がドイツ型特製標本箱内厳重管理特別席に鎮座しているのは何者か? と言う疑念が大噴火しボコボコと湧いてきていたのです。

 

- 3度にわたる記載論文♀は未知 -

L.c.poujadei ポウジャデイは LE  NATURALISTE 1897 (P. 267) Louis Planet 氏によって記載されていますが、この最初の記述に産地や形態などについては書かれておらず、のちに出版されたモノクグラフ ESSAI MONOGRAPHIQUE sur LES COLEOPTERES DES GENRES PSEUDOLUCANE LUCANE par Louis PLANET 第一巻 (P. 104~106) の中で解説がされています。標本はパリ自然博物館のコレクションにありそれらは De Mniszech 氏から寄贈されたもので 2 頭あること、誤った同定で L. turcicus トルキクスとされていたことや、その外見は触角ラメラの幅が幾分広く L. laticornis ラティコルニスに近づくが大腮はより頑丈で眼は突出気味で大きいなどの特徴が書かれています。産地に関してこの標本は2♂ともシリアとだけ書かれこの時点でそれ以上の詳しいデーターは無かったようです。さらに第一巻から次に出版された Essai monographique 第二巻 (P. 114) の中に L. c. poujadei  ポウジャデイについて M. Boileau 氏からの1♂ が図示され新たに産地に関して示されました。この3頭目の個体は原産地が現レバノン - Ghazir- からのもので、 L.c.poujadei  ポウジャデイの確かな特徴を持っているとし、また♀に関しては未知と書かれています。この論文でより詳細な産地情報が示されたわけですが、その頃このあたりはオスマン帝国の支配下にあり当時シリアと呼ばれた地域には現レバノンが含まれていました。またゴラン高原でも本種が採集されていますがこの地域は現在イスラエルが統治しています。

 

- 本題の ♀ 雌比較 -

タイトルにある雌については最初に送られて来た標本の中に1頭だけ♀があったのですが、Louis PLANET 氏の解説の中に♀は知られていないと書かれていた事を思い出し複数見てみたくなり♀を追加リクエストしたところ、快くレバノン産 8 ♀♀を送ってもらえ、それら♀の外見を他種とジ ~~ と見比べ比較してみたものです。

 

 

ポウジャデイ♀の触角は6節が普通のようですが5節に見える個体もあります。

 

左ケルブス、中アクベシアヌス、右ポウジャデイ。

 

左トルキクス、中ポウジャデイ、右ラティコルニス、目のサイズはケルブスとトルキクスはほぼ変わらず、アクベシアヌス、ポウジャデイ、ラティコルニスの順で大きくなり区別は容易です。また写真では分かりにくいですが♀でも触角のラメラのカタチに違いがあり一般的な Lucanus cervus ヨーロッパミヤマに比べてラメラは L.poujadei  ポウジャデイの方が幅は若干広く L. laticornis ラティコルニスは更に幅広になっています。

 

- ♂も比較してみた -

ほぼ同サイズの体型が似た個体を比較してみました。左ポウジャデイ、右アクベシアヌス、触角と目に違いあり、ポウジャデイは目が大きめで突出し触角ラメラの幅が広い。

 

♂左ゴラン高原 Oak forest 産ポウジャデイ、右はトルコ産ラティコルニスで特徴ある種です。

 

 ESSAI MONOGRAPHIQUE -1(P. 105 ~ 106) 

Louis Planet 氏は Lucanus の精細な図を多く残していますが印刷物にはほぼ全て原寸大に表示されているようです。後の時代に他者により引用された図は分かりません、ここに貼り付けた図も然りです。図の Var. は現在の ssp. で当時、亜種と変種の区別が曖昧だったそうです。

クワガタのブリードも盛んなようですが外見の似た亜種が多い場合など♀の区別は難しく取り違える事もあると聞きます。ただブリーダーの中には亜種を組み合わせてどんなもんが出るか興味をもって飼育なさる方も一部おられ、ずいぶん前ですが飼育が盛んになり始めた頃にラオス産グランデスオオと国産オオを掛け合わせた個体を見せて頂いた事があり、その後もそれらで累代し子孫を残せたと聞きました。ただ♀の逃走があったとかで管理には気をつけてほしいものです。ミヤマも亜種の中で♀の区別が難しいものもありますが、今回の亜種に関してここで書いた事が少しでも参考になれば幸いです。

- 補足 -

随分以前の話ですが、クワガタ狂の大馬鹿者達 2003 春号の中にヨーロッパミヤマの雌についての記事を書いたことがありました。この中で アクベシアヌスの雌とシリアクス(現在はシノニム) 及びポジャデイの雌はおそらく区別ができないと書いていますが、これはポジャデイの雌を見たことも無く目は節穴だった頃に書いたデタラメでした、深く反省いたします。

 

展脚の日々とか少しだけUFO写真とか

前回の投稿から一年以上も経ってしまいました。珍しい病気に罹り昨年九月から七ヶ月ほど入院するはめになってしまい三ヶ月ほど前になんとか退院、現在は通院治療中です。久々に大手町インセクトフェアにも参加したいと思ったのですが体力的に無理そうでそれも叶わず残念でした。若干体力も回復してくると毎日がひどく暇で寝てばかりもいられず何時までも整理のつかない標本の展脚とか写真の整理とかをコツコツと始めてしまったところです。で、、展脚中の写真やその他UFO写真など少し。   

 

昔、手に入れた未展脚のチリクワガタを発見、展脚すると80mm超。入手当時は大した珍品でもなく数もあったのでほったらかしにしていましたが何でも採集禁止にされたとかで手に入りにくくなり昔よりは高価なクワガタになっているらしいです。このクワガタの大腮がどんな役目をしているのか議論の的になっている? 確かに初めて見た時には何とも不思議なカタチのクワガタだと思いました。

 

エクアドル

展脚して乾燥したら随分ピカピカに艶があります。南米のシワバネクワガタは結構好きで集めていましたが最近は失速気味。

小型個体ばかりの未整理標本をゴソゴソやっていたら小さい大腮の先が変なヨーロッパミヤマ38mmが出て来て、おお!! これは 大珍品のスカプロドンタ Lucanus cervus f. scapulodonta ではないか ~ 、、しかしフランス産ラベルだね! でもドイツ以外での記録もある? らしいと何処かで聞いた覚えがありさっそく展脚。で、更によく見ると残念ながら大腮先端すり減っていただけの様子 (汗)。しかし、どうしたらこんな風にすり減るのか。 

 

こちらがスカプロドタと同定されている個体。ドイツ WetzlarLucanus cervus f. scapulodonta Weinreich, 1963. 55mm. 一般的な Lucanus cervus とは違い大腮先端が丸くシャベル状になったり折れたように見えます。産地は環境が変わり1960年代以降の採集報告は無く絶滅が疑われているようです。

 

ルーマニアからの Lucanus cervus. 大腮がよく発達した個体だと思ったのですが。

 

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話は変わりまして UFO ネタを一つ、若い頃から宇宙とか空飛ぶ円盤の話は好きでその手の本などを集めたりしていました。近年は米国政府をはじめ日本においても UFO に対して昔よりオープンに語られるようになって証言も複数あると聞きます。実際何か正体不明な飛翔体があると言う認識は一般的になってきたようで世の中の風潮も変化して来た感があります。 UFOを見たいとの思いは以前からありましたが残念ながらいままで一度も確信を持てる目撃は無く知り合いにも今のところ一人もいません。上記のとおり最近は毎日が日曜日になり時間ができ写真の整理もぼちぼちしていたのですが数年前に娘がグァム島へ行った時の写真を何枚か送って来たことがあり忘れていたその写真を見つけました。当時は気がつかなかったのですが、改めて見ていたところその中の一枚に UFO らしきものが写っているのを発見 ! 娘の話ではこれを見つけて撮影したのではないそうで偶然写り込んでいたようです。

 

iPhoneで撮影しグアム島の海岸からですが右下に波頭と陸地、物体は雲の下でわりと低い位置に居たようで写り方からして高速で動いていた様子は無し。多くあるネットの写真の中にも同じ様なカタチのものがありチックタック型?

 

更に拡大。果たして ! 何か飛んでいたのは確かです。最近は未確認空中現象 (UAP) が米国国防省の公式名称だそうです。

 

 

 

 

MacBook Pro 15-inch, Late 2013 がパンパンに膨らんだ

長年使用してきたMacBookのバッテリーが膨らんでしまいネットで調べてみるとどうやらAC電源を繋ぎっぱなしで過充電の状態? になりバッテリーが腹一杯になったみたいです。まあ、何年もそんな使い方をしていて今までもったのが不思議です。そこで爆発?しないうちに修理に出そうと思っていたところAppleでは古いこの機種の修理は受け付けていないとの情報がありはてどうするか! と、、。そこで色々サイトを観ているとこの機種のバツテリーの購入は可能で修理の手引きがされている複数の動画があり、何とか自分で交換できそうな気もしてきてやってみる事にしました。

 

膨らんで閉まらない状態になってます。

 

購入したバッテリーに付属してきた特殊なドライバーその他。この機種のバツテリーは強力な両面テープで貼り付けてあり、このヘラ状ものと棒はバッテリーを剥がす為に使用。ドライバーは磁石になっていてビスが吸い付くので便利でした。

 

手前のビスをはずすとパーンと隙間ができました、ビスを全部はずしてもなかなか裏蓋が外れないで苦労している動画もあったのですがこれは膨らんだおかげで簡単に外れそうです。

 

無事ビスの山がなめたりもせずに裏蓋取り外し成功。回すのが困難なほど強く締まったビスはありませんでした。腹一杯膨らんだバッテリーがならんてます。

 

なるほど、強力なテープで貼り付けてありヘラを差し込んで剥がそうとしてもどっこい上手く外れません。シール剥がしを使うと良いとの動画もありましたが家に無かったので一眼レフのミラー掃除に使用する無水エタノールを使いました。スポイトなどで隙間に注げば良いのですが、それも用意してなかったので隙間をめがけて注いでます(笑) しばらく待つと簡単に剥がすことができました。しかしこの方法は状況によっては危険だと思いますのでお勧めはできません。

 

無事取り外し成功、バッテリーを剥がすより先にコネクター部分を取り外したのですが、硬くて若干苦労しました。

 

残ったテープの残骸を取り除く。これもエタノールを染ませた布で簡単にできました。

 

ついでにCPUグリスも塗布したのですが付けすぎではみ出してしまいました。他の部品に付いてやばい状況になる事もあるらしいのですがどうにか大丈夫でした。

 

新しいバッテリー取り付け完了。

 

裏蓋を取り付ける前に起動するかテスト、無事起動しました。

 

バッテリーの交換について多くの動画がUPされていたので大変参考になりました。今まで10年以上使用したMacBookですがまだまだ十分に使用出来そうです。更にCPUグリスを新たに塗布した事で放熱効率が良くなったせいかブンブンと回ってうるさかったCPUファンが静かになったのがもう一つの収穫です。

 

- 追加 -

MacBookのバッテリー取り替えのために色々と動画を参考にしていたのですが SSD の換装方法などの動画も沢山あり観ているうちに空きの少なくなって来たSSDの交換もやってみる気になりました。

 

 

Crucial 1000GB SSD を使用ですが MacBookに取り付ける為に変換アダプターが必要でした。今までの環境のまま使用したいので 現在のSSDをまるごとコピー(クローン) する方法を選択。ネットから無料のソフトをダウンロードし上手くいくのか少し不安でしたが問題なく完了できました。最終的な結果は純正SSDより電源を入れてからの立ち上がりが若干遅くなりましたが動きは速くなり空きに余裕もできたので結果オーライという事にしました。

 

オナガサナエとか

梅雨が明け7月になって2度目の当て無し行き当りばったりトンボ探索が実行され今回は

曇り時々小雨30°Cの中、まだ撮影した事が無い種を探して栃木方面を主に巡ってきました。

 

オナガサナエ 7月27日 栃木

川幅30mほどの流れは結構速い場所でしたが、オナガサナエが多数みられました。雌の産卵も期待したのですが残念ながら現れず。しかしこんな多数のオナガを一度に見たのは初めてでした。

 

 

コオニヤンマ 

同じ河川でオナガサナエに混じってコオニヤンマが何頭か。

 

 

ネキトンボ雌 栃木 ネキの雌はお初

もう少し良いホジションでも撮影したかったのですが、高い位置から降りてきてはくれません。ネキトンボはこの一頭だけで他に近くに居たのはショウジョウトンボばかり。遠目にはネキトンボの雄にも見えたのですがやはりショウジョウトンボでした。

 

今回は良さそうな森に囲まれた湿地も見つけたのですが期待した種は何かの呪いか!? 少しも見つからず、また最近は猪が増えたようで山には罠と思われる檻が置いてあったり、初めて嗅ぐ強烈な獣臭がする場所もあり猪が突然突進か~と、、。素早く撤収したのでした。

 

 

 

モノサシトンボ、エゾイトトンボ、その他

6月に入って気温も上昇暑くなってきたところで今月初めてのトンボ探索に出かけました。今回は栃木、茨城方面へ狙いの種があるわけでもなく生息ポイントの当てもなく何かいたら良いぐらいな放浪探索でした。

 

 

エゾイトトンボ 茨城県中部 6月15

お初にお目にかかったエゾイトトンボ、スペードの模様が特徴ということで同定は多分間違っていないと思います。小規模な庭園施設の中にある人工の池で一頭だけ確認できました。生息域は北海道、本州北部から続く日本海側の本州中部福井あたりまでになっていますが茨城県中部にもいるんですね! すぐに飛んでいってしまい見失いました。

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モノサシトンボでした 茨城県中部 6月15日

まず写真の個体、同定がオオモノサシトンボで良いのか? 黒くて体長は目視でも同所に居た他のイトトンボより断然大きく全長50mmぐらいはありました。ネットで検索してオオモノサシトンボの写真を幾つか確認しましたが若干の相違が見られる写真が多いです。

- 追記 -

ということで、どうやらオオモノサシトンボではなくモノサシトンボのようです。失礼いたしました、タイトルも変更しております。

オオモノサシトンボは遠出しなくとも利根川流域に近い自宅近辺に居てほしい、まだ見たことがありませんが古い資料によると確かに居たようです。

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クロイトトンボ 6 月15日

上記と同じ池に多数飛び回っていました。

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ミヤマカワトンボ 6月15日

これも初めて撮影。茨城県中部山間の河川敷に多数いました。同所にはコヤマトンボも複数匹縄張りをしながら飛び回っていましたが、飛翔写真は撮影できませんでした

 

この河川敷のヤゴの抜け殻で右大きいのはコオニヤンマ、二つ小さいのはサナエだと思いますが同定はできてません。

 

今回、他にはコオニヤンマ、ヤマサナエ、クロスジギンヤンマ、ハラビロトンボなども巡った各地で見る事ができましたが、中にとても小型のサナエトンボで撮影し損なった種が分からない個体がありました。残念。

 

 

 

 

 

 

近所のホソミオツネントンボと栃木のダビドサナエとムカシヤンマを少し

3月終わり頃になるとホソミオツネントンボの成虫越冬個体が姿を見せる近くの湿地へ今年も現れるか確認しに行くのが恒例になっている。昔はホタルも発生していた場所で記録によるとモノサシトンボなどもいたらしいが、現在は湧水がほとんど涸れてしまいどちらも姿がみられなくなってしまった。現在まだ春先に少数のサラサヤンマやホソミオツネン、秋頃にはオオアオイトトンボが確認できる。

 

 

3 月終わり、今年もいました成虫越冬個体

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5月になり数年前に訪れたことのあるムカシトンボが飛び回る栃木県某所へ今年初めて出撃した。ムカシトンボは見られず時期がずれたと思われたが、ここでお初の目が真っ黒なムカシヤンマを確認出来た。

 

5月中頃、電柱のかなり高い位置に止まっていたムカシヤンマ雄、もっと良い位置で撮影したかったがこの一頭しか現れなかった。近くに湧水が流れ苔の生えた場所がありそこで胴がズ太いムカシヤンマ雌らしき姿をつれが見たとの報告がありおそらく産卵場所らしいが残念ながら待てども姿を現さなかった。次に期待。

 

ダビドサナエ、多数見ることができた。

 

 

 

庭に来るヤマガラ、メジロ、ジョウビタキ、など

 

家の庭にサクランボだと言われているよく分からない小さい木 (成木になっていない) に花が咲き、毎年この時期満開になる隣の家の梅も咲き、これらの花の密を目当てによく集まるのはメジロで偶にヒヨドリも来ます。今年の年明けごろにはヤマガラジョウビタキが何故か狭い庭に降りて来て、3~4メートルに近づいての撮影も許可してくれました。結構長く居て人馴れしているようで餌を撒いたりもしていないのですが何をしていたのか不明です。その他にはシジュウカラも来ますが今年はまだ撮影チャンスがありません。シジュウカラは家の戸袋や近所の家にも良く巣をつくります。

 

 

 

 

受粉にも貢献している、この時期まだ昆虫はあまり期待できない。

 

 

 

 

 

撮影はすべて3月

 

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ヤマガラジョウビタキ

 

ヤマガラ

 

 

 

 

ジョウビタキは雌 

 

撮影したのは 1 月まだ梅はつぼみで実も無し、庭に餌など置いてはいません。結構近くによっても逃げずこちらを伺ってました。もしかすると近所に庭で餌をあげている家があるのかもしれず期待していたのかも?

他にも何種か家のすぐ近くの森で見られる鳥がいて今の時期は鳥の撮影もしてますが、もう少し暖かくなると毎年ホソミオツネントンボの綺麗な越冬個体が出てくるので楽しみです。5月に入ると稀にサラサヤンマも発生しているとの情報がありますが、昨年からこの場所近くで多分遊水池? の造成工事が始まりました。果たしてこの先どんな環境になるのか?