イチジクに来る虫達
数年前、何故か玄関の前に植えたイチジクの木が成長し出入りがしずらく枝を切るほどになってしまった。九月になり熟れた実は落ちてくるものもあって、玄関を開けまず下を見て踏まないようにしないと滑って転んで痛い目に遭う。
そのような状況の中、よく観察してみると結構色々な昆虫たちがイチジクの実に集まっているのが分かった。木の状態だが幹はカミキリと思われる幼虫が多数食い進みすでに枯れてしまった幹もある。何種?かのカミキリが産卵している様子だが、成虫を見る事が出来たのはキボシカミキリだった。その他甲虫ではシロテンハナムグリ、コクワガタ、コメツキ、蝶はタテハチョウの仲間とジャノメチョウの仲間、最近家の近くにも増えているアカホシゴマダラなど、蜂はオオスズメバチ、キイロスズメバチ、その他はハエ、アリ、等々。
熟れた実に潜り込んでいるコクワガタ。
コクワガタは8月終わりから9月初めにかけて確認出来ただけでも5♂4♀が来ていた。皆小型個体で大きいのはいない。
外来種アカホシゴマダラは毎日同じ個体が来ているよう。
タテハチョウ
ジャノメチョウ
ハナムグリは複数匹を毎日確認、もっと早い時期だとカナブンも来ていたかもしれない。
幹にはカミキリの脱出抗がある。確認出来たのは複数のキボシカミキリ。
交尾するキボシカミキリ♂はだいぶ小さい。
イチジクの葉を食べるキボシカミキリ。
オオスズメバチが他の虫達を蹴散らして良い熟れた実を独占している。もう少し小型のスズメバチも目撃したが多分キイロスズメバチだと思う、写真はまだ撮れない。
8月終わりから9月のはじめ、この時期イチジクの木にも毎日沢山の虫が来ている。