6月に入って気温も上昇暑くなってきたところで今月初めてのトンボ探索に出かけました。今回は栃木、茨城方面へ狙いの種があるわけでもなく生息ポイントの当てもなく何かいたら良いぐらいな放浪探索でした。
お初にお目にかかったエゾイトトンボ、スペードの模様が特徴ということで同定は多分間違っていないと思います。小規模な庭園施設の中にある人工の池で一頭だけ確認できました。生息域は北海道、本州北部から続く日本海側の本州中部福井あたりまでになっていますが茨城県中部にもいるんですね! すぐに飛んでいってしまい見失いました。
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まず写真の個体、同定がオオモノサシトンボで良いのか? 黒くて体長は目視でも同所に居た他のイトトンボより断然大きく全長50mmぐらいはありました。ネットで検索してオオモノサシトンボの写真を幾つか確認しましたが若干の相違が見られる写真が多いです。
- 追記 -
ということで、どうやらオオモノサシトンボではなくモノサシトンボのようです。失礼いたしました、タイトルも変更しております。
オオモノサシトンボは遠出しなくとも利根川流域に近い自宅近辺に居てほしい、まだ見たことがありませんが古い資料によると確かに居たようです。
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クロイトトンボ 6 月15日
上記と同じ池に多数飛び回っていました。
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ミヤマカワトンボ 6月15日
これも初めて撮影。茨城県中部山間の河川敷に多数いました。同所にはコヤマトンボも複数匹縄張りをしながら飛び回っていましたが、飛翔写真は撮影できませんでした。
この河川敷のヤゴの抜け殻で右大きいのはコオニヤンマ、二つ小さいのはサナエだと思いますが同定はできてません。
今回、他にはコオニヤンマ、ヤマサナエ、クロスジギンヤンマ、ハラビロトンボなども巡った各地で見る事ができましたが、中にとても小型のサナエトンボで撮影し損なった種が分からない個体がありました。残念。